ベガーズ・オペラ
ベガーズオペラのチケットが、「行かれなくなった人がいてあまっている」って
内野聖陽さんの大ファンの友人より電話があったんです。
良いチャンスと思い、姉を誘って観に行く事にしました。
(何と、姉も内野聖陽さんのファンだった)
ミュージカルなんで、十何年か前にCATSを見て以来では…
ベガーズとは乞食のことで、オペラを書いたトム(橋本さとし)という乞食が
仲間の乞食たちと一日だけオペラを上演させてもらえるという話。
劇場にいる私たちはそのオペラを観にきているお客様という設定で
出演しているという事なんです。
だから、、、
劇場内を役者さんたちが走り回り、2階と舞台上で掛け合いをしたり、
また、舞台の上にも観客席があってお客さんをいじったり、一緒に踊ったり
追いはぎのマクヒース(内野聖陽)が絞首刑になるクライマックスの場面は
スゴイ大迫力でした。
が、そこに登場した、ほんとうの役者がハッピーエンドじゃなくては
いけないとの一言で結末が変わってしまう。
オペラを書いたトムは怒って、舞台を降り、ほんとうに劇場の廊下まで出て行ってしまう
(ほんとうの日生劇場の廊下にだよ)
1年もかけて書いたのに、と、廊下でわめいている、、、
舞台上では、全員でフィナーレの歌を歌っているのに、トムは舞台のソデで
まだ、もめている(ヤ、ヤ、ヤ、おかしいぃ~)
そして、やっと説得されて舞台上に戻り皆に加わり歌う、踊る、、、愛し愛されて 苦しんで生き抜いて どうせあきらめて
終わるさこの命 でも最後は悲劇と 限らない芝居だから
涙よりもあしたを探そう 最後は悲劇と限らない 人生なら 涙よりも
あした この手に
不思議な世界の芝居に引き込まれ3時間30分はあっという間でした。
楽しいひとときを過ごす事ができました
感謝です
2006/01/30 23:36 | おかあたん | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP